睡眠時無呼吸症候群(SAS)
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- STEP 1医科での検査・診断
- まずは医科(内科・耳鼻咽喉科・睡眠外来等)の受診が必要です。簡易検査やPSG(精密睡眠多機能検査)を受け、医師から「睡眠時無呼吸症候群」の確定診断を受けていただきます。
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- STEP 2紹介状(診療情報提供書)の発行
- 医科の担当医より、当院(佐藤歯科医院)宛ての「スリープスプリント作製を依頼する紹介状(診療情報提供書)」を発行してもらいます。
※紹介状がない場合は、保険診療での作製ができず「自費診療」となりますのでご注意ください。
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- STEP 3当院での型取り・作製(歯科受診)
- 紹介状をお持ちの上、当院へお越しください。
・お口の中の診査:虫歯や重度の歯周病がないか、顎の関節(顎関節症の有無)に問題がないかを確認します。
・精密な型取り:患者さま専用のスリープスプリントを作るため、上下の歯型と、下顎を前に出す「最も呼吸がしやすく、顎に負担がかからない位置」を厳密に計測して型取りを行います。
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- STEP 4完成・お渡しと微調整
- 約1〜2週間後にスリープスプリントが完成します。実際に装着していただき、痛む場所がないか、噛み合わせに無理がないかをチェックします。
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- STEP 5メンテナンスと医科での再評価
- 使い始めてからも、お口の中や顎の状態、マウスピースの適合をチェックするために定期的なメンテナンスを行います。また、実際に無呼吸がどれくらい改善されたかを確認するため、再び医科で効果の評価(検査)を受けていただきます。
その「いびき」や「日中の眠気」、お口からのアプローチで改善しませんか?
「毎晩、家族から激しい『いびき』を指摘される」
「十分な睡眠時間を取っているはずなのに、日中ずっと身体が重く、猛烈な眠気に襲われる」
「朝起きたとき、口の中がカラカラに乾いていて、頭痛がする」
もし、ご自身やご家族にこのような症状の心当たりがあるなら、それは単なる寝不足や疲労ではなく、「睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)」という病気が原因かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も息が止まり、身体が深刻な酸素不足に陥る病気です。放置すると、高血圧や心臓病、脳卒中といった生命に関わる重大な全身疾患を引き起こすリスクが高まります。
文京区・茗荷谷の佐藤歯科医院では、医科(内科・耳鼻咽喉科・睡眠クリニック等)と連携し、専用のマウスピース「スリープスプリント」を用いた睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療を行っています。
なぜ「歯医者さん」で睡眠時無呼吸症候群の治療をするのか?
「いびきや無呼吸の治療を、なぜ歯科医院で行うの?」と意外に思われる方も多いかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群の多くは、睡眠中に喉の奥の気道(空気の通り道)が塞がってしまう「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」です。その最大の原因は、睡眠中に全身の筋肉が緩むことで「舌(舌根)」や「下顎」が奥へと落ち込み、気道を塞いでしまうことにあります。
ここで重要になるのが、お口と顎の構造を知り尽くした「歯科医師」の存在です。
当院の院長は、公立病院の口腔外科で数多くの症例に向き合い、顎の骨の構造や筋肉の動き、噛み合わせのバランスを深く学んできました。気道を塞ぐ原因となっている顎の位置やお口の中の環境を正確に把握し、呼吸を楽にするための装置を適切に設計・調整できるのが、当院の大きな強みです。
スリープスプリント(専用マウスピース)治療の仕組みと効果
当院で行う睡眠時無呼吸症候群のメイン治療は、睡眠時に装着する「スリープスプリント(口腔内装置)」の作製です。
スリープスプリントが気道を広げるメカニズム
下顎の固定
スリープスプリントを装着して眠ることで、「下顎を普段よりも数ミリ前方へ引き出した状態」で固定します。
舌の引き上げ
下顎が前方に固定されることで、下顎についている「舌」も一緒に前方へ引っ張られます。
気道の確保
これにより、喉の奥のスペース(気道)が物理的に大きく広がります。
症状の改善
睡眠中も空気がスムーズに通るようになり、「いびき」や「無呼吸」が劇的に減少・解消します。
スリープスプリント治療のメリット
医科で行われる代表的な治療法に、マスクから空気を送り込む「CPAP(シーパップ:経鼻的持続陽圧呼吸療法)」があります。CPAPは非常に優れた治療ですが、「装置が大きくて旅行に持っていけない」「機械の音が気になって眠れない」「マスクの圧迫感が苦手」といった理由で断念される方も少なくありません。
それに比べ、スリープスプリントには以下の素晴らしいメリットがあります。
コンパクトで持ち運びが容易
手のひらサイズのため、出張や旅行、冠婚葬祭の際にも気軽にバッグに入れて持参できます。
電気不要で静か
機械音が一切しないため、隣で寝ているご家族の睡眠を妨げません。
装着感がマイルド
お一人おひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作製するため、違和感が少なく、CPAPで挫折した方でも継続しやすい治療法です。
目立たない
睡眠中だけ装着するため、日常生活に支障をきたしません。
保険診療でスリープスプリントを作製するための手順
「スリープスプリントは高額な費用がかかるのでは?」とご心配される方もいらっしゃいますが、条件を満たせば「健康保険」の適用内で作製が可能です。
保険診療でスリープスプリントを作製するためには、医科との連携が必須となります。具体的な流れは以下の通りです。
治療を受けるにあたっての注意点と「当院のこだわり」
スリープスプリントは非常に有効な治療法ですが、すべての方に万能というわけではありません。
以下のような方は、事前に慎重な検討が必要です
残っている自分の歯が極端に少ない方
マウスピースは歯を固定源にして顎を固定するため、支えとなる歯(一般的に上下で20本以上が目安)が必要です。
重度の顎関節症がある方
顎を前に引き出した状態で固定するため、顎関節に強い痛みがある場合は、まず顎関節症の治療を優先します。
重度の鼻づまり(鼻腔通気障害)がある方
鼻呼吸が完全にできない方は、耳鼻咽喉科での治療が先決となります。
成長期のお子さま
顎の骨の発育に影響を与えるため、原則として成人の方が対象となります。
口腔外科の知識があるからこそできる「細やかな調整」
無理な位置で下顎を固定してしまうと、朝起きたときに顎が痛んだり、噛み合わせが変わってしまったりすることがあります。
私は公立昭和病院の口腔外科での経験から、顎関節や筋肉の構造を熟知しています。「呼吸のしやすさ」と「顎関節への安全面」の絶妙なバランスを見極め、ミリ単位で装置の位置を微調整します。痛みを我慢させるような無理なセッティングは絶対にいたしません。
また、もし歯が少なくてマウスピースが引っかかりにくいような場合でも、当院が得意とする入れ歯治療や保存治療の知見を活かし、患者さまに最適な方法を一緒に考えていきます。
睡眠時無呼吸症候群を放置することの「全身リスク」
睡眠時無呼吸症候群は、単なる「大きなイビキ」という迷惑行為にとどまりません。睡眠中に呼吸が止まるたびに、身体はパニック状態になり、交感神経が優位になって血圧が急上昇します。これが毎晩、何十回、何百回と繰り返されるのです。
放置することで高まる全身疾患のリスク
高血圧
無呼吸によるストレスで血管が収縮し、高血圧のリスクが約1.5〜3倍に跳ね上がります。
心疾患・脳血管疾患
心筋梗塞や狭心症、脳卒中(脳梗塞)の発症率が上がり、命に関わる事態を引き起こします。
糖尿病
睡眠不足やストレス反応により、インスリンの働きが低下し、血糖値のコントロールが悪化します。
日中の居眠り事故
熟睡できないことで猛烈な日中の眠気が生じ、車の運転中の居眠り事故や、仕事上の重大なミスに繋がります。
当院が提唱する「予防歯科(口腔健康管理)」の観点からも、お口から全身のリスクを排除することは非常に重要です。睡眠時無呼吸症候群を治療することは、あなたの「寿命」と「人生の質(QOL)」を直接的に守ることと同義なのです。
最後に:質の良い睡眠を取り戻し、健やかな毎日へ
昭和62年の開業以来39年間、文京区・茗荷谷の地で「町医者」として地域の皆さまの健康に寄り添ってまいりました。
「最近、朝起きても疲れが取れていない」
「家族から息が止まっていると言われて不安だ」
「内科でCPAPを勧められたけれど、できればマウスピースで治したい」
どんな些細な疑問や不安でも構いません。まずは一度、佐藤歯科医院にご相談ください。
当院に医科からの紹介状をお持ちいただければ、スムーズに保険診療でのスリープスプリント作製に入ることができます。もし「どの医科に行けばいいかわからない」という場合でも、地域の適切な医療機関へのご案内やアドバイスをさせていただきます。
お口の窓口から、あなたの爽やかな朝と、ご家族の安心な夜を取り戻すお手伝いをいたします。茗荷谷駅徒歩2分。佐藤歯科医院でお待ちしております。

