根管治療
大学院で4年学んだ専門技術で、あなたの歯を「最後の最後まで」残します。
「むし歯が深く、神経を取らなければならないと言われた」
「何度も根の治療を繰り返しているが、痛みが引かない」
「根の先に膿が溜まっていて、もう抜くしかないと言われた」
そんなお悩みを抱えてはいませんか?
歯の根の治療(根管治療)は、家を建てる際の「基礎工事」に例えられます。
どれだけ高価で美しい被せ物を選んでも、土台となる根っこの処置が不完全であれば、いずれ家は崩れて(抜歯になって)しまいます。
文京区・茗荷谷の佐藤歯科医院の院長である私は、日本大学歯学部の大学院で4年間、「歯内療法(根管治療)」を専門に研究・研鑽してきました。
長年の臨床経験と専門知識を活かし、残せる可能性を追求します。
佐藤歯科医院の根管治療:保険診療で行う精密根管治療
一般的に、高度な根管治療(ラバーダムや特殊な薬剤の使用など)は自費診療で行われることが多いのが現状です。
しかし当院では、「歯を残すための基本処置に、妥協があってはならない」という信念のもと、根管治療のプロフェッショナルな工程を、原則としてすべて保険診療の範囲内で行っています。
「一人でも多くの方に、自分の歯で噛み続けてほしい」という想いから、以下の高度な手法を標準的に取り入れています。
拡大鏡(ルーペ):肉眼では見えない「闇」を照らす
歯の根の中は、非常に複雑で細く、暗い迷路のような構造をしています。
肉眼に頼った「手探りの治療」では、感染部位の取り残しが起きやすく、再発の原因となります。
当院では拡大鏡を使用し、根管の内部を数倍に拡大して診察します。
肉眼では決して見えない汚れや細かな枝分かれを視認することで、精度の高い清掃を可能にしています。
ラバーダム:治療の成功率を左右する「防波堤」
根管治療の最大の敵は、唾液の中に含まれる無数の細菌です。
治療中に唾液が根の中に一滴でも入れば、再感染のリスクは飛躍的に高まります。
当院では、お口にゴムのシートを張る「ラバーダム」を積極的に使用します。
これにより、治療部位を唾液から完全に遮断し、無菌に近い状態で処置を行うことができます。
これは専門医レベルの治療では不可欠な工程です。
超音波洗浄:細部まで届く「微細な振動」
根管内は非常に複雑な形状をしており、手作業の器具(ファイル)だけでは汚れを落としきれない部分があります。
当院では超音波洗浄器を併用し、微細な振動と洗浄液の循環によって、根の隅々に潜む細菌や汚れを浮き上がらせて除去します。
MTAセメント:歯の「最後の砦」を守る薬剤
根の先に穴が開いてしまっている場合や、非常に深いむし歯で神経の一部を守りたい場合など、通常の薬剤では対応できないケースがあります。
そのような際、当院では高い殺菌性と組織再生を促す「MTAセメント」を使用します。
これにより、以前なら抜歯していたような症例でも、歯を残せる確率が格段に上がりました。
ファイバーコア:歯の「破折」を防ぐしなやかな土台
根の治療が終わった後、歯を補強するために「土台(コア)」を立てます。
当院では、歯の硬さに近く、適度なしなやかさを持つ「ファイバーコア」を推奨しています。
従来の金属の土台は硬すぎるため、強い力がかかった際に歯の根を折ってしまう(歯根破折)リスクがありました。
ファイバーコアは衝撃を吸収し、歯を根底から守ります。
諦める前に相談してほしい「難症例」への対応
通常の根管治療だけでは治癒が難しいケースに対し、当院では外科的なアプローチ(口腔外科的処置)を併用することで、抜歯を回避します。
歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)
根の先に溜まった膿の袋(根尖病変)が大きく、通常の治療では治りきらない場合、歯ぐき側からアプローチして根の先を数ミリ切除し、病巣を直接取り除く手術です。
口腔外科出身の技術が最も活きる治療の一つです。
ヘミセクション/トライセクション(分割抜歯)
複数の根を持つ奥歯において、一つの根だけがどうしても残せない状態(重度の歯周病や破折など)になった場合、悪い根っこだけを分割して取り除き、残った健康な根を活かして被せ物を作る手法です。
「全部抜く」のではなく「悪いところだけを切り離して残す」。
この精緻な判断と処置が、あなたの咀嚼機能を守ります。
なぜ「根管治療の専門性」が重要なのか
多くの患者さまが、「被せ物が取れた」「歯が痛い」といって来院されます。
しかし、本当の原因はその奥、根っこの中にあることが多いのです。
私は多くの「再発」を見てきました。
何度もやり直しが必要になる治療は、患者さまの肉体的・経済的負担を増やすだけでなく、そのたびに歯の寿命を削っていきます。
最初から、あるいは今このタイミングで、精密な根管治療を受けることは、結果としてあなたの歯を最も長く、最も安く守る方法となります。

