予防歯科
「歯医者は、歯が痛くなってから行く場所」
もしあなたがそうお考えだとしたら、ぜひその考えを今日、ここで変えていただきたいと願っています。
文京区・茗荷谷、地域の皆さまのお口を見守り続けてきた佐藤歯科医院が、今もっとも力を入れ、皆さまに声を大にしてお伝えしたいこと。
それが「口腔健康管理(予防歯科)」です。
当院の予防歯科は、単なる「お口の掃除」ではありません。
あなたの身体全体の健康を守り、寿命を延ばし、人生の質を向上させるための「全身健康管理」の第一歩なのです。
なぜ今、「口腔健康管理」が叫ばれているのか
近年、歯科医学の劇的な進歩により、「お口の健康」と「全身の健康」には、私たちが想像していた以上に深い関わりがあることが分かってきました。
歯周病と糖尿病、そして全身疾患の深い関係
「たかが歯ぐきの腫れ」と放置されがちな歯周病ですが、実は恐ろしい側面を持っています。
歯周病菌が血管を通って全身を巡ることで、以下のような深刻な疾患を引き起こしたり、悪化させたりするリスクがあるのです。
糖尿病
歯周病は「糖尿病の第6の合併症」と言われるほど密接です。
歯周病の治療を行うことで、血糖値のコントロールが改善されるというデータも数多く存在します。
心疾患・脳血管疾患
歯周病菌が血管壁にダメージを与え、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めることが報告されています。
誤嚥性肺炎
お口の中の細菌が肺に入り込むことで起こる肺炎は、ご高齢の方の大きなリスクとなっています。
つまり、お口の中を清潔に保つことは、これらの重大な病気から身を守る「究極の予防医学」なのです。
佐藤歯科医院の予防歯科、3つの「徹底したこだわり」
当院の予防歯科には、他の医院にはない大きな特徴が3つあります。
1. 歯科衛生士ではなく「院長(歯科医師)がすべて」を担当
多くの歯科医院では、定期検診やクリーニングは歯科衛生士が担当します。
もちろん、それは一般的な歯科医療の形ですが、当院は違います。
佐藤歯科医院では、検診からクリーニング、ブラッシング指導に至るまで、すべての工程を院長である私自身が行います。
口腔外科や歯内療法の現場で培った「目」で、歯ぐきのわずかな色の変化、歯の摩耗、粘膜の異常などを細かくチェックします。
「いつもと何かが違う」という違和感を早期に発見できるのは、長年、診断と治療の最前線に立ってきた歯科医師だからこそ。
衛生士任せにせず、私が自ら一人ひとりの患者さまと向き合う。それが当院の「責任ある予防」の形です。
2. 「3〜4カ月に1回」の継続的な健康モニタリング
お口の中の状態は、季節や体調、ストレスによって刻一刻と変化します。
当院では、3〜4カ月に一度の定期検診を推奨しています。
データの比較
3カ月ごとのチェックを継続することで、「前回のデータとの比較」が可能になります。
「少し歯ぐきが痩せてきたかな?」「この部分は磨き残しが増えたな」といった経時的な変化をキャッチし、大きなトラブルになる前に芽を摘み取ります。
健康の変化をキャッチ
お口の中は「全身の鏡」です。
粘膜の状態や唾液の変化から、ご本人も気づいていない全身的な体調の変化や、生活習慣の乱れを予測し、アドバイスすることもあります。
3. 「すべて保険適用の範囲内」で行う予防
「予防歯科は自費診療(メンテナンス代)がかかるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、ご安心ください。
当院の定期検診・クリーニング・口腔健康管理は、原則としてすべて保険診療の範囲内で行っています。
「健康を守るためのハードルを、できる限り低くしたい」
「経済的な理由で、予防を諦めてほしくない」
町医者として歩んできた私からの、地域の皆さまへの想いです。
具体的になにをするのか?(検診メニュー)
口腔内検査(歯科医師による診査)
虫歯の有無だけでなく、歯周ポケットの深さ、歯の動揺、粘膜の状態を精査します。
スケーリング(歯石除去)
普段のブラッシングでは絶対に落ちない、細菌の塊である「歯石」を、専用の器具(超音波洗浄器など)を用いて徹底的に取り除きます。
プロフェッショナル・クリーニング
歯の表面にこびりついたバイオフィルム(細菌の膜)を破壊し、なめらかに整えることで、汚れがつきにくい環境を作ります。
ブラッシング・生活習慣指導
一人ひとりのお口の形、手の動かし方に合わせた磨き方をアドバイスします。
「磨いている」と「磨けている」の違いを実感していただきます。
「後天的な環境」が、歯の寿命を左右する
よく「うちは親も歯が弱かったから、遺伝で仕方ない」とおっしゃる患者さまがいます。
もちろん遺伝的な要素がゼロとは言いませんが、歯科医師として断言できるのは、「お口の健康を左右するのは、遺伝よりも、その後の環境である」ということです。
同じ家族でも、口腔内の意識やケアの習慣によって、残る歯の本数は劇的に変わります。
歯を失う二大原因である「虫歯」と「歯周病」は、どちらも細菌感染による病気です。
つまり、定期的なプロによるケアと、正しいセルフケアという「後天的な環境」を整えさえすれば、何歳になっても自分の歯でおいしく食事をすることは十分に可能なのです。
最後に:「削る」より「守る」ことに価値を。
私が歯科医師になった昭和の時代は、「痛くなってから削って詰める」のが当たり前でした。
しかし、多くの患者さまの人生を見守らせていただいた今、確信していることがあります。
それは、「どんなに優れた被せ物やインプラントよりも、ご自身の天然の歯に勝るものはない」ということです。
一度削ってしまった歯は、二度と元には戻りません。
だからこそ、私は「削る技術」を磨くだけでなく、「守るための管理」を何よりも大切にしたいのです。
茗荷谷の地で、お子さまからお孫さままで、家族の皆さまが「佐藤歯科に通っているから、一生自分の歯で食べられる」と言っていただけること。
それが、町医者である私の、これからの最大の目標です。
3〜4カ月に一度、美容院や理髪店に行くような軽やかな気持ちで、ぜひ検診にお越しください。

