お口の中のデキモノ
-
- STEP 1視診・触診
- まずはじっくりとお話を伺い、口腔外科的な視点でデキモノを診察します。
多くの場合、この段階で「急ぐべきものかどうか」の判断がつきます。
-
- STEP 2病理検査機関との連携
- 必要に応じて、デキモノの一部、あるいは細胞を採取し、専門の病理検査機関へ提出します。
顕微鏡レベルで細胞を調べることで、確実な診断名がつきます。
-
- STEP 3迅速な紹介状の発行
- CTやMRI、大規模な手術が必要と判断した場合は、速やかに適切な病院へ紹介状を書きます。
「どこに行けばいいかわからない」という不安を抱えさせません。
地域医療のネットワークを活かし、患者さまにとって最適な高度医療機関をマッチングします。
「鏡を見たら、頬の裏に見たことのないデキモノがある」
「舌の横にポツッとしたものができて、なかなか治らない」
「痛くないけれど、硬いしこりのようなものがある」
お口の中に違和感や「デキモノ」を見つけたとき、多くの方は「これって何だろう?」「もしかして、悪いもの(ガン)ではないか?」と、大きな不安に包まれることと思います。
文京区・茗荷谷の佐藤歯科医院では、一般歯科だけでなく、院長が公立昭和病院の歯科口腔外科で研鑽を積んできた経験から、こうした「お口の中のデキモノ(口腔粘膜疾患・腫瘍)」の診断・相談も行っております。
口腔外科出身だからこそ「診て、触れて、わかる」
お口の中のデキモノは、単なる口内炎から、良性の腫瘍、そして早期発見が不可欠な口腔ガンまで、非常に多岐にわたります。
私は開業前、公立病院の口腔外科に勤務し、毎日多くの方のお口の中の異常、手術、そしてガン検診に向き合ってきました。
歯科医師には、「視診(目で見て判断する)」と「触診(指で触れて、硬さや可動性を確認する)」の二つの研鑽が求められます。
デキモノの色、形、表面の滑らかさ、そして触った時の弾力や「しこり」の深さ。
口腔外科で数多くの症例に触れてきた経験があるからこそ、そのデキモノが「様子を見ていいもの」なのか、「早急な処置が必要なもの」なのか、その場でおおよ上の判断を下すことが可能です。
抱え込まず、患者さまの「安心」を最優先に
当院のモットーは、患者さまを自院で囲い込まないことです。
「怪しいな」「これは精査が必要だ」と直感した場合には、決して無理に経過観察をしたりせず、速やかに提携している中核病院や大学病院の専門外来を紹介します。
私たちは、皆さまの健康を守るための「適切な窓口(ゲートキーパー)」でありたいと考えています。
不安を抱えたまま何週間も過ごすよりも、まずは当院で「最初の一歩」を踏み出し、正しい道筋を立てることが大切です。
口の中にできる主な「デキモノ」の種類と特徴
お口の中には、様々な原因でデキモノができます。
ここでは、よく見られる代表的な症例をいくつかご紹介します。ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
口内炎(アフタ性口内炎)
最も一般的なものです。白っぽく周囲が赤い、数ミリの丸い潰瘍です。
強い痛みがあります。通常は1週間から10日ほどで自然に治ります。
2週間以上経っても治らない場合や、同じ場所に何度もできる場合は、別の病気の可能性があるため相談が必要です。
粘液嚢胞(ねんえきのうほう)
下唇の裏側や舌の裏によくできる、ぷっくりとした透き通った水ぶくれのようなものです。
唾液を作る腺(小唾液腺)が詰まって、唾液が溜まってしまうものです。
痛みはありませんが、潰れてもまた再発することが多いのが特徴です。
乳頭腫(にゅうとうしゅ)
カリフラワーのような、あるいはイボのような形をした白いデキモノです。
ウイルス感染が原因と言われる良性の腫瘍です。
痛みはありませんが、放っておくと少しずつ大きくなることがあります。
繊維腫(せんいしゅ)
頬の裏や舌の縁などにできる、ピンク色の硬めの盛り上がりです。
噛み合わせの刺激や、入れ歯が当たるなどの「物理的な刺激」によって粘膜が硬くなったものです。
良性のものですが、刺激が続くと大きくなるため、原因の除去が必要です。
骨隆起(こつりゅうき)
上顎の真ん中や、下の歯の裏側の歯茎にできる、非常に硬い盛り上がりです。
腫瘍ではなく、骨が盛り上がったものです。
噛み締めや食いしばりの強い方によく見られます。
基本的には放っておいても大丈夫ですが、入れ歯が当たって痛む場合は処置を検討します。
白板症(はくばんしょう)【前癌病変】
粘膜の一部が白くなり、こすっても取れない状態です。
痛みがないことが多いですが、実はこれは「ガンの手前の状態(前癌病変)」である可能性があります。
口腔外科の経験を持つ医師による、慎重な経過観察や精密検査が必要なケースです。
「怪しい」「危険」を見逃さないための判断基準
「痛みがないから大丈夫」と思っていませんか?
実は、痛みがないデキモノほど、注意が必要な場合があります。
以下の症状に心当たりがある方は、早めに当院を受診してください。
2週間以上、形が変わらず残っている、または大きくなっている
境界が不鮮明で、周りの組織と癒着しているように感じる
触ると「しこり」のような硬い塊がある
表面がザラザラしていたり、出血しやすかったりする
舌の動きが悪くなった、または痺れを感じる
これらは、良性・悪性を判断する上での重要なサインです。
私は口腔外科医として、これらのサインを見逃さないための訓練を積んできました。
当院の検査と医療連携の流れ
佐藤歯科医院では、患者さまの不安を最小限に抑えるため、以下のようなステップで診療を行います。
最後に:その不安、一人で抱え込まないでください
お口の中の異変は、自分では見えにくく、つい不安を膨らませてしまいがちです。
ネットで検索して、「ガンかもしれない」と夜も眠れなくなる方もいらっしゃいます。
しかし、その多くは良性のものや、適切な処置で治るものです。
万が一、重い病気であったとしても、口腔外科の知見があれば早期発見・早期治療に繋げることができます。
茗荷谷で診療を続けてきた「町医者」として、そして「口腔外科の経験者」として、あなたの不安をしっかりと受け止めます。
「こんな些細なことで相談してもいいのかな?」
その「些細な違和感」を解消することこそが、私たちの役割です。
お口の中に少しでも気になるデキモノ、しこり、違和感を見つけたら、迷わず佐藤歯科医院へお越しください。
皆さまの健康と安心を守るため、全力を尽くします。

